カリフォルニア州サプライチェーン法

最終更新：2016年7月1日

カリフォルニア州サプライチェーン透明法（SB 657）は、多くの企業に対して、販売する製品に関して直接取引を行っているサプライチェーンから、奴隷制および人身売買を根絶するためにどのような努力をしているのかについて、自らのウェブサイトで開示するよう義務付けています。SB 657は、確認、監査、認証、内部の説明責任およびトレーニングに関して開示することを求めています。

WDは、公正、誠実かつ透明性の原則に基づいてビジネスを行うことをビジネス哲学としています。WDは、自社の実践および企業の社会責任を全うする努力を通じてサプライチェーンを改善すべく継続して努力しています。

WDは、電子業界CSRアライアンス（EICC）の一員であることを誇りに思っています。EICCは、世界各国の電子業界のサプライチェーン全体における雇用の自由な選択、安全な職場環境、倫理的なビジネスの実践および環境の管理をともに促進することを目的として加盟した電子業界における主要な企業によって構成されています。EICCの会員は、共通のEICC行動規範に従って、労働、健康および安全、環境保全、倫理ならびにマネジメントシステムに関して予期されるサプライチェーンの行為に対処します。

下記の声明文では、Western DigitalブランドのSanDisk®（以下「SanDisk」）による活動が説明されています。

WDのサプライヤーのサプライヤーチェーン監査プログラムには、とりわけ、SanDiskのサプライヤー行動規範で定められた人身売買および奴隷制の禁止に関する条項を製造サプライヤーが遵守しているかの評価が含まれています。

監査で不適合となった場合、その事実はWDの是正および予防処置システムに記録され、是正・解決されるまで監視されます。

上記の監査は、SanDiskのサプライヤー行動規範で定められた人身売買および奴隷制に関する基準に基づき、WDまたは独立した第三者が実施します。通常、監査を行う場合は実施前に通知します。

大部分の製造サプライヤーは、SanDisk製品に組み込まれた素材およびサービスが、自らが事業を行う国や地域の関連法（奴隷制または人身売買の禁止法を含む）に従って製造または提供されたことを、契約または合意事項によって保証します。

WDの調達部および品質管理部は、製造サプライヤーに対して人身売買および奴隷制の禁止条項を含むSanDiskのサプライヤー行動規範遵守を確約させるプログラムの管理責任を負います。

上記に加え、WDの従業員は、毎年、WDの行動規範遵守を了承する義務を負います。当該規範により、従業員は、WDが事業を行う地域の適用法を遵守することが義務付けられています。またWDでは、とりわけ、奴隷制および人身売買に関する現実の違反または違反のおそれを匿名で報告できるホットラインを設けています。WDでは、現実の違反または違反のおそれを報告した人に対して報復をしないことを方針としています。

WDは、従業員およびサプライチェーンの監督に関して直接の責任を負う管理者に対して、サプライチェーン内の人身売買および奴隷制のリスク軽減に関するトレーニングを実施します。このトレーニングは、インストラクター主導のセッションとして、または内部の学習システムおよび開発システムを介してオンラインで提供されます。